うなぎとの出会い


うちには2歳になるオスのポメ柴がいます。名前はうなぎといいます。
夫が近所のペットショップで見かけて、気に入った子でした。
夫の話を聞いて、私もショップへ覗きに行きましたが、他の子と比べて愛嬌がなく、どちらかというと地味。それがうなぎの最初の印象でした。
同部屋のチワワちゃんに甘噛みされても反応が薄く、10回に1回反撃する程度。大人しいというか、子犬らしくないというか・・‥夫が、「ペットを迎えるなら大人しい子が良い」と言っていたので、なるほど大人しそうな子だなとは思いましたが、私自身は「やんちゃでワガママな子が良いなぁ」と思っていたので、全くピンときませんでした。
ただ、地味すぎて売れ残ってしまうんじゃないかと気になって、その後も度々うなぎに会いに行きました。
ショップから消えた?
そのショップは、家族が決まる子も多く入れ替わりの激しいお店でしたが、うなぎは安定のポジションで、いつも同じ部屋でつまらなそうに寝ていました。ショップの中では、ベテランの域です。
3週間ほど経ったころ、いつもの場所にいなかったので不安になりました。
家族が決まった可能性もあります。それなら、ちょっと寂しいけど、喜ばしい事です。
でも、そうじゃなかった場合、ベテランの子は、地方のショップに移動されると聞いていました。
「そこでも家族が決まらなかったら?」
「ミックスのあの子に繁殖犬という選択肢はあるのだろうか?」
3週間気にかけていたので、スルー出来ませんでした。
思い切って店員さんに、
「昨日までここにいたポメ柴ちゃん、売れちゃいました?」と聞いたところ、
「風邪をひいているので店頭に出していない」との予想外の返事。
ただでさえ売れ残っているのに、店頭に出してもらえないまま月齢が上がっていく。
新しい子が来たら、今度こそあの子のスペースが無くなってしまう‥‥至急、夫と家族会議をして、二人でショップへ。店員さんにお願いして、バックヤードにいたその子に会わせてもらいました。
初めての抱っこ
最初に私が抱っこをすると、しっぽをフリフリしながら腕をよじ登り、耳をカプカプと甘噛み。次に抱っこをした夫にもフリフリ、クンクン。今まで抱いていた印象とは真逆の、やんちゃで元気な男の子でした。メロメロになった夫の顔を見て、聞くまでもないとは思いましたが、この子で良いか再確認。抱っこしたことで、お互いの気持ちは固まっていました。
店員さんに、共働きである事などを伝え、お散歩の時間や回数の目安、お留守番の長さなどを相談し、飼い主の資格があるかを確認。
お迎え後しばらくは、私が仕事を休む事にして、復帰後も、お留守番が長くならないよう調整することをその場で決めました。
風邪が治ってからの引き渡しという条件で、私たち夫婦はその子をお迎えすることになりました。
名前は「うなぎ」
帰宅してからも、なんかフワフワした気持ちでした。
私も夫も、いつかワンコと暮らしたいと思っていましたが、早ければ3日後には、この部屋にワンコが居ると思うと、夢のようでした。
お迎えにあたり必要なケージや給水器、トイレやベッドを準備しながら、その子の名前を考えました。名前はその子にとって一生ものだと思ったので、二人とも真剣に考えました。
決め手に欠けてなかなか決まらず、3日目‥‥突然ひらめいたのが「うなぎ」でした。
夫も大賛成。私たちからの初めてのプレゼントになりました。
この「うなぎ」という名前、今考えても大ヒットでした。3日間悩んでよかったと思っています。
ドッグランと胃薬
うなぎには内弁慶なところがあり、それは2歳になった今でも健在なのですが、パピー時代のうなぎは今よりもっと社交的で、人もワンちゃんも大好きな、明るくて優しい子でした。
ドッグランに着くと、こちらがリードを外す前からエンジン全開、友達づくりも、わんプロ(ワンちゃん同士のじゃれ合い)や駆けっこも、積極的でした。
楽しそうに遊んでいる姿を見ていると、仕事後の毎日のドッグラン通いも頑張れました。
正直言うと、ドッグランに通い始めた頃は毎日のように胃が痛かったです。(実際に、胃薬飲みながら通っていました)
というのも、6カ月頃のうなぎは警戒心もなく、遊び盛り‥‥他の飼い主さんへ飛びついたり、先輩ワンちゃんへウザ絡みしたりして、新参者の飼い主としては、「どこまでが許されて、どこからがアウトなのか」を推し量りながら終始緊張しっぱなしでした。
わんプロも、止め時が大事な場合もあって、ワンちゃんの性格や相性によって色々なケースがあるため、慣れるまでは常に気が張っていました。
他の飼い主さんやワンちゃんたちとコミュニケーションをとりながら、できる限り通い続け、1カ月が過ぎる頃には胃薬も卒業。むしろ、他の飼い主さんやワンちゃんたちに会えるのが楽しくて、自分にとっても大切な時間になりました。 パピー期は、トイレ、拾い食い、呼び戻し等々、しつけ全般で悩んでいて、気持ちが張り詰めていましたが、散歩やドッグランで会う先輩飼い主さんにアドバイスをもらったり、励ましてもらったり‥‥とても救われました。本当に感謝しています。
徐々に、人見知り、犬見知りに
ところが、うなぎが10カ月になったあたりから、人とワンちゃんのどちらにも、少し距離を置くようになりました。いわゆる「1歳の壁」でしょうか、うなぎの場合は少し早かったです。
仲の良い数匹のワンちゃんとは遊ぶのですが、初めて会ったワンちゃんとはなかなか遊べなかったり、自分より大きいワンちゃんが苦手になってきました。
他の飼い主さんへの飛びつきも無くなり、どちらかといえば塩対応に。
ただ、日によってムラがあって、5分も経たないうちにドッグランから帰りたがったりする時もあれば、以前のように楽しそうに遊ぶ日もあり、気分屋というか気難しいというか、日によって差が大きいと実感することが増えました。
人見知りもそれなりのフォローが必要ですが、なんといっても犬見知りになってしまったことはショックでした。
どこへ連れて行ったら喜んでくれるだろうかと、散歩コースを模索する毎日。夕方のルーティーンが大きく変わりました。
今ではドッグランに行っても、ゲートの前で「今日は見学で」とでも言いたげに、中へ入ろうとしません。
ドッグランでの他の飼い主さんとの立ち話は、勉強にも、私の気分転換にもなっていたので、最初は少し寂しかったです。でも、お散歩を通じて新しい出会いもあり、散歩コースを開拓する楽しさも知りました。
食だけは全力
そして食いしん坊は今も昔も健在、というか、むしろ本領です。
お迎え当初は獣医さんに痩せすぎと言われていたのが、今となっては太め(ちょいポチャ)です。5段階の4弱だそうです。
もともと食欲は旺盛でしたが、人見知りが始まってからは更に、ごはんへの気持ちが一段と強くなった気がしています。人づきあいはセーブしても、食だけは全力、それがいまのうなぎです。
出会ったころ、何故やせ過ぎていたのかについては、色々思うところがありますが、1.4キロから11キロと頼もしく成長してくれたので、全て良しです!
ちなみに、ショップの店員さんに、成犬時の推定体重は4キロ前後と聞いていたので、ケージ、クレート、サークルは3回買い直しました。
想定外の出費でしたが、すくすく育ってくれることが嬉しくて、今ではちょいポチャわがままBODYのとりこです。


このブログについて
このブログは、人もワンちゃんも大好きだったオスのポメ柴うなぎが、10カ月頃から人見知り、犬見知りになった成長記録です。人見知りだけど、本当は人もワンちゃんも大好きな、うなぎの日常を書いていきます。
※獣医師ではありません。うなぎとの暮らしの記録です。

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